2019/11/21 23:00
ノスタルジー溢れる小さな町の商店街
sukuiにとってとても大切な三重県大台町にある奥伊勢フォレストピアさんから車で5分ほど
江馬商店街があります。
私たちが3年前の今頃大台町に引っ越すために通っていた今頃はがらんとしていて素通りしていた商店街。
そこに一つ、また一つと商いをされる方がいて
何度か行くうちに、あぁこの商店街の感じ、いいなぁ。しみじみそんな風に思いました。
zakka sukuiはその一角でアトリエ兼ショップを開くため、少しずつ自分たちで改装をしています。
入って左側の壁のベニヤ板を剥がして、コンクリートブロックが出てきたので、この胴縁をす全てとるというところまで前回書きました。
この作業が終わるまで何度行ったとか、何時間作業したとか、そういうことは忘れました。
とにかく釘が出てくる出てくる。
もう何十年も前に建てられたところなので、釘も錆びてますし、コンクリートからなかなか取れないところもありました。
この頃は、毎回ここに来て作業を始める度に二人してこの長い長いトンネルにただ呆然とするという儀式から始まり
それでも手を動かさなければ何も始まらないので、ちょっとずつ進んで行きます。
入って右側のベニヤの壁も剥がし、半分だけコンクリートブロックだったことが判明。
こちらもコンクリートブロックについている胴縁を全部外し、切っては家の薪ボイラーで使います。
コンクリートブロックはそのままにして、板をはる部分はどうしたものかと頭を抱え込む亀。
胴縁は歪んでいたり、下が一部腐っていたり。
長い月日をここで支えて来たそういった痕がたくさんありました。
頭を悩ませつつも不要なものを取っ払ったタイミングで一度水を流してモップがけです。
このタイミングで初めて見た人は何をどう頑張ったのか皆目見当がつかないだろうなと思いながら
ある種の達成感を感じながらこの日はぐっすりと眠りにつきました。
こんな風に改装をコツコツできるのは色んな人の助けがあったからなのですが
その一番大きな理由。
アトリエ兼店舗を探し始めた亀と鳥がここに決めた一番の理由。
それはまた次回に書こうと思います。