2019/11/03 09:08
森の中のホテル、奥伊勢フォレストピアからほど近く。
昔そこは映画館が近くに2件あり、色んな商いがされていて
夕方になると当時流行りの音楽が流れはじめ
仕事終わりの人も皆その界隈で楽しみ、時を過ごしたそんな場所。
江馬商店街。
かつては江間銀座とも呼ばれたそんな場所。
もう随分もの間、人を待ち続けているような
ノスタルジー溢れるそんな小さな商店街で
ぽつり、ぽつりと商いを始める人を
素敵だな、そう感じながら
雲の上にいるような、遠いところにいる人のように思っていました。
とてもこじんまりとしていて
古びていながらどこかクスッとなるどこか可愛さがあるような
この緩く、微かに、けれども確実にじわじわとくる感覚。
そんな長屋の1店舗が大台町の空き店舗バングに掲載されているのを見たことが
新たな始まりでした。
今年のちょうど夏真っ盛りの頃のことでした。
(つづく)