2019/09/09 07:00
今日はzakkas sukuiのカトラリーのメンテナンスについて少しお伝えします。
木のカトラリーといっても、塗装がラッカー塗装やウレタン塗装、自然塗装と色々あるので、
全ての木のカトラリーのメンテナンスがこれでいいというわけではありません。
あくまで、食油油やミツロウなどを塗った自然塗装のものに限りますし、
どういった塗装がされているのか、書いていないところもありますし既に家にあるものがどういった塗装なのか分からないという方は
水で何度か洗ってもツルツルのままのものは、ラッカーやウレタン塗装がしてあると思います。
sukuiは食油油を塗っているだけの自然塗装なので、
何度か洗うと当然ですがその油膜が取れます。
気になるカサカサ具合になったら、食油油やミツロウなどを塗ってあげる必要があります。
今回は上の3本を塗ります。写真では見にくいですが中央や左も少しカサついてきてます。
sukuiのカトラリーはアマニ油を使うことが多いです。他にクルミやエゴマなども使いますが、これらは乾く油、乾性油です。
乾性油がない場合はオリーブやツバキ油といった不乾性油、つまり乾かない油でも代用はできます。
今回は下の3種類でメンテナンスをしてみます。
下の写真は塗った直後。上の写真と同じく左からそれぞれアマニ、ミツロウ、オリーブ油で塗ってみます。
真ん中のミツロウで塗った以外は油でかなりテカッとしてます。
このまま置いてみます。暫くすると・・
アマニ油やミツロウは保湿されながらもサラッとした感じ。オリーブは不乾性油なので塗ったままそのまま置いておくとこのように少しベタつきが残ります。
なのでしっかりキッチンペーパーで拭き取ります。(全体に塗った後にそのまま吹きとってそのまま乾燥してください)
どれもまた綺麗に蘇りました。
メンテナンスしやすい自然塗装。
自分が歳を重ねていくようにスプーンもまた味わい深く歳を重ねていくsukuiのカトラリー
今日は手彫り仕上げのスプーンだったので、やすりがけはしませんでしたが、
10/20の奥伊勢テラスであるFocus odaiではこれまで購入していただいたお客様の商品が、元々やすりがけのものに対してはやすりがけも含め、メンテナンスをお受けします。