2019/07/08 07:00
森の奥のまだ店舗なき小さなお店 zakka sukui
今はお取り扱い3店舗と時々ひょっこりイベント出店をさせていただいています。
亀の作るカトラリーと、鳥の作るアクセサリーが店頭に並ぶまで
とても長いお付き合いをする板。あるいはその端材。
(木々の色はハッと目をみはるほど美しい)
それは当たり前だけれど、丸太だったもの。何処かで立派な木として生えていたもの。
それがこうして板として、或いは端材として
いつも素敵な木々と巡り合わせてくれる大台町の製材所、武田製材さんで購入しています。
(膨大な木々の中、注文したものを見繕ってくれる武田さん。
三重県で一番ふざけた製材所と謳っていますが、そんなにふざけてないです。いつも温かく、色々教えてくれます)
買わせていただいたものを見つめながら
今、できる限りのことで、どんな形にしたら面白いだろう
それから出るまた端材をどんな風に使えば木が喜ぶだろう
そんな風に思いを巡らせて、しばらくの月日を亀と鳥とともに過ごしたものたち。
(とても手間のかかる極上カレー用スプーン)
(自然の色がとても美しい木のピアス/イヤリング)
大量生産をしないsukuiは
効率は良いとは言えず、いつもほんの僅かしか作れません。
出来ることも限られているかもしれません。
それでも、亀と鳥はここで出会った人や木々を大切に思う気持ちを
亀と鳥が初めにその木と出会った板や端材とは別の造形で伝え続けたいと思っています。
亀が歩くくらいのゆっくりとしたスピードで。
鳥と武田製材さん。